違いが見た目で最も分かりやすい基準

CARAT 重量

カラットは、宝石の重さを表す単位で、1カラットは0.2グラムで、“ct”と表記されます。婚約指輪のダイヤモンドを選ぶ際に重要な要素の1つであり、重さが大きいほど希少性が高まり、見た目も大きく魅力的です。ただし、同じカラットのダイヤモンドでも品質の違いで輝きが変わるため、慎重に選ぶ必要があります。選択肢としては、0.2ctから0.3ctのものや0.5ctのものがあり、デザインによっても異なります。当店では、お客様の予算や価値観に合わせて最適な提案を行っています。

カラーグレードの差異は大変微妙な違い

COLOR 色彩

ダイヤモンドのカラーグレードは23段階あり、Dから始まりZに近づくほど黄色味が増します。この微妙な差異は未訓練の目にはわかりにくいですが、品質や価格に大きな影響を与えます。特に無色からほぼ無色の範囲では、一般の光源下では色の違いを判別するのが難しいです。カラーグレードの違いは微妙なので、D～Fの範囲を比較するのも難しいです。当社では、婚約指輪などにはDからGのグレードをお勧めしています。

ダイヤモンドの内包物や疵の程度を表す

CLARITY 透明度

クラリティは、ダイヤモンドの内包物やブレミッシュの程度を示すものです。ダイヤモンドは地球深部で高熱と圧力のもとで形成されるため、内部に不純物や表面にキズなどがあります。クラリティはこれらの欠点の相対的な少なさを評価する基準で、フローレスからIクラスまで評価されます。内包物は他の鉱物の結晶や結晶構造の歪みなどが含まれ、疵は表面の擦り傷や欠けです。低いクラリティのダイヤモンドは輝きや強度に影響を与えることがありますが、SIクラスやVSクラス以上では影響がほとんどありません。多くの原石には欠点があるため、研磨する際に歩留まりを犠牲にすることもあり、欠点のないダイヤモンドは貴重です。

輝きや煌めきを決定づける一番大切な要素

CUT カット

ダイヤモンドの輝きや輝きを決定する最も重要な要素は、カットです。カットはダイヤモンドの固有の美しさを引き出します。最適なプロポーション、仕上げの要素であるポリッシュとシンメトリーは、ダイヤモンドが光を反射し輝きを生み出すのに影響を与えます。最も一般的なカットスタイルである「ラウンドブリリアントカット」は、ダイヤモンドの光学的反射を最大限に活用するよう設計されています。品質評価基準である「4C」の中で、カットは唯一の形状基準です。ダイヤモンドの「カット」とは、形状だけでなく、ファセット（カット面）や角度がどのように研磨され、ダイヤモンドが光と相互作用するかを評価するものです。

H＆C ハート&キューピッド

ハート&キューピッドは、ダイヤモンドのカットにおける重要な要素であり、ダイヤモンドの美しさと輝きを左右する要素のひとつです。H ハートはダイヤモンドの下部から見たときに見えるハート形の模様であり、C キューピッドは上部から見たときに見えるキューピッド 愛の神の矢の形をした模様を指します。H＆Cが十分に整っているダイヤモンドは、美しい輝きや輝きを持ち、光を効果的に反射して美しい輝きを生み出します。それぞれのダイヤモンドが独自のH＆Cを持っており、その質や配置がダイヤモンドの美しさや魅力に影響を与えます。